Instagramで育児マンガ連載中!

剣道着と袴【おススメ7選】と選び方【小学生中学生の初心者向け】指導者監修

剣道の道着と袴の画像

剣道錬士六段で指導者の、とよクマ(@toyo_kuma)です。

「剣道着と袴は、たくさんあるけど何を選べばいいの?」

「子どもが剣道を始めるけど、自分に経験がないからよくわかない」

とよクマ

そんな方に向けて、剣道着と袴の選び方からおススメ商品までをご紹介します!

この記事では、剣道着と袴を安心して購入できる知識が身に付きます。

ダイジェストでお伝えすると、

  • 剣道着と袴は体のサイズにピッタリあったものを選ぶ
  • 初心者は綿100%がおススメ
  • ジャージ素材も1着あると便利
  • ジャージ道着の着用は試合や審査ではNG
  • 小学生のうちはテトロン袴で試合にでもOK
  • 袴の折り目には五倫五常ごりんごじょうの教えが込められている

とよクマ

本編では更に詳しく解説していますので、ぜひご一読ください!

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

剣道着と袴の選び方

剣道は、とても激しく動く競技です。

とにかくよく動くので、サイズが合わない剣道着と袴はとても危険です。

とよクマ

かならずサイズに合った剣道着と袴を選びましょう。

まずは、剣道着と袴の選び方について学んでいきましょう。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

剣道着の選び方

剣道着も防具と同じく、体のサイズに合った道着を選びましょう。

サイズが合わない剣道着は動きにくいので、技術の習得にも支障が出てしまいます。

また最近では、剣道着の長さもルールに含まれるようになりました。

剣道着

剣道着の袖は、肘関節を保護する(構えた時に肘関節が隠れる)長さを確保したものとする。

竹刀及び剣道具等の安全性・公平性に関するパブリックコメントの募集 *終了 | 全剣連のお知らせ | 全日本剣道連盟 AJKF

ひじ関節より上に剣道着のそでがあると腕を動かしやすいので、試合では有利になります。

剣道着はかなり厚手の素材で、体(肘)の保護の役目になっています。

高校生ぐらいまでの試合では、自分の肘に相手の竹刀が当たることがあります。

とよクマ

道着で守られるか、直接竹刀が当たるかで、痛さ(ケガの度合い)は全く違います。

このように危険もともなうので、必ず肘の関節を保護する長さの剣道着を購入しましょう。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

袴の選び方

袴は初心者のうちは、少し短めが使いやすいです。

初心者は踏み込みの技術が追い付かないので、袴を巻き込んで踏み込んでしまいます。

転ぶほどではありませんが、袴を巻き込むとカカトがとても痛いです。

とよクマ

病院にいくほどではありませんが、数日間軽く痛みます…

あまりカッコは良くないのですが、最初の1枚はくるぶしより上ぐらいの長さが使いやすいでしょう。

本来は、くるぶしぐらいまでの長さが基本です。

ここまで長いのは、足さばきを読まれないためです。

とよクマ

踏み込みや足さばきになれてきたら、正確なサイズの袴を着用しましょう。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

剣道着と袴の素材

剣道着と袴は、おもに2種類の素材から選べます。

  • 綿100%
  • 化学繊維(ポリエステル)

それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

綿100%

伝統的な綿100%の道着です。

綿は藍染で紺色に染めているので、使うごと洗うごとに色落ちします。

とよクマ

昔は色落ちして使うのがカッコいいイメージもありましたが、今は色落ちしたら買いなおします。

綿素材の剣道着や袴は、藍が落ちるので洗濯機は使わず、手洗いになります。

汚れているわけではないので、水につけて汗の成分を浮かせればOKです。

とよクマ

ゴシゴシと洗浄するイメージではなく、手もみ洗いです。(藍染の剣道着と袴に限る)

個人的には、剣道着だけでも綿100%がおススメです。

綿は汗をよく吸ってくれるので、防具を痛めません。

汗をかくと実感できるほど重くなりますが、道具を長く使う観点で考えると、綿素材は一番理にかなっています。

とよクマ

初心者は、「綿100%の道着+テトロン袴(化学繊維)」が、一番おススメです。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

綿袴の番号(7000番、8000番、10000番の意味)

綿100%の藍染め袴をさがしていると、

  • #7000
  • #8000
  • #10000

とよクマ

などの数字が必ず出てきます。

藍染の反物は、

  • 糸の種類で風合い
  • 糸の打ち込み(密度)で重さ

が変わります。

とよクマ

昔は藍染の反物を100反の重さごとに、20~40貫で取引していました。

この重さが、

  • 20貫=#2000
  • 40貫=#4000

となり、重いほうが価値があります。

とよクマ

重いほうが高級な藍の反物ということですね。
  • 番号が低い(#7000)軽い
  • 番号が高い(#10000以上)重くてじょうぶ

同じように袴のグレードも、番号の高さに応じて値段も高くなります。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

ジャージ生地(ポリエステル)

服でいう速乾素材(化学繊維)を利用したものが、ジャージ道着です。

速乾とはすぐに乾くイメージがありますが、剣道は特に汗をかく競技です。

とよクマ

薄いジャージ素材では速乾のスピードに追い付けない程の汗をかきます。

そのため、汗は直接吸収されずに落ちていきます。

つまり道着や袴で汗を吸えないので、防具で吸うことになります。

とよクマ

結果として、湿気に弱い防具が傷みやすくなります。

特に摩擦まさつの激しい部分の痛みが激しいです。

  • 胴ひもを結ぶ部分(上の方)
  • 面ひも
  • 小手の革
  • 小手の関節部分(特に小指側)
  • 垂のひも

とはいいつつも、とても手頃なお値段と洗濯機で洗える利便性もあります。

綿のように丁寧に折り目に気をつけ、たたむ必要もありません。

総合的に考えると利便性が勝るので、1着は持っておくのがおススメです。

とよクマ

ぼくも稽古のメインは、ジャージ道着です!

もしジャージ生地の剣道着や袴を購入するのであれば、必ず道着だけでも綿のタイプをもう1着購入しておきましょう。

とよクマ

試合も含めフォーマルな場では、綿を使う暗黙の了解があります。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

剣道の袴の五本のヒダは五倫五常の教え

剣道着や袴の購入には直接関係はありませんが、袴の知識を身に付けておきましょう。

五倫五常ごりんごじょうの教えにふれることで、剣道の稽古の心構えにつながります。

剣道はスポーツではなく武道ですので、技術の他にも学ぶべきことがたくさんあります。

とよクマ

体だけではなく、心の成長も大事です。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

五倫

五倫とは孟子によって提唱された、5つの道徳です。

孟子は、紀元前300年ごろの人物です。

今から2300年以上も昔になります。

父子の親
父と子の間は親愛の情で結ばれなくてはならない。

君臣の義
君主と臣下は互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない。

夫婦の別
夫には夫の役割、妻には妻の役割があり、それぞれ異なる。

長幼の序
年少者は年長者を敬い、したがわなければならない。

朋友の信
友はたがいに信頼の情で結ばれなくてはならない。

五倫 – Wikipedia

人としての生きる道をカタチにした教えです。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

五常(五常の徳)

五常は孔子により提唱されたので、紀元前500年ごろ。

今から約2500年前から受け継がれる、歴史ある教えです。

  • 仁:思いやりの心
  • 義:利益や欲にとらわれず、なるべきことをする(正義)
  • 礼:礼儀、人が守るべき行い
  • 智:知識が豊富な事
  • 信:偽りなく誠実であること

とよクマ

この中でも、仁だけはむずかしく、わかりにくいですね。

孔子が弟子に「仁を教えてほしい」の回答に、

「己れの欲せざるところ、これを人に施すなかれ」

誰でもが知る名言で答えています。

とよクマ

つまり、自分がされて嫌なことは人にもしないようにって意味ですね。

他人の心を思いやる気持ちが、仁です。

剣道でも相手を思いやる気持ちが大切です。

相手を思いやる気持ちが、相手の心理を読む洞察力にも繋がります。

とよクマ

技術だけでなく、心の成長で強くなれるのも剣道の楽しい部分です。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

後ろの一本のヒダは誠の道の教え

袴の後ろ側は、中心から1本のヒダがあり、左右にわかれています。

1本のヒダは、人間として「二心のない誠の道」を表しています。

とよクマ

二心の意味を調べると、以下のような意味があります。

にしん [0] 【二心・弐心】

〔心を二つもつことから〕

① 敵対したり、謀反したりする心。ふたごころ。あだしごころ。 「 -を抱く」
② 疑いの心。疑心。

二心(にしん)とは – 二心の読み方 Weblio辞書

二心のない誠の道とは、剣道の先生や師匠、仲間たちだけでなく、日常生活でも人に対して誠実であるべき教えです。

そして誠実な心は、自分にも向けられます。

自分に対して二心なき誠の道が心の鍛錬に繋がり、自信となり、剣道の攻めの気迫に繋がるのかもしれません。

とよクマ

自分にウソをつかない、自分を裏切らないことが自信につながります。

クリック

小学生におススメの剣道着と袴を見る

小学生と中学生におススメの剣道着

クリック

小学生におススメの袴はコチラ

小学生と中学生におススメの剣道着を3種類、ご紹介します。

状況に合わせた剣道着をセレクトしましょう。

  • 紺六三四刺剣道着(低学年入門用)
  • ジャージ道着(小中学練習用)
  • 綿100%紺一重剣道着(試合・審査用)

と、学年と状況によって使い分けがおススメです。

紺六三四刺(剣道着)

綿100%で着心地も良く、汗もしっかりと吸収してくれます。

入門してしばらくは、防具を付けずに基本練習をします。

汗を吸わないと手元や足に汗が流れ、竹刀を持つ手や足が滑りやすくなることもあります。

とよクマ

汗を吸ってくれる綿100%の道着が安心です。

未就学児から低学年におススメの剣道着です。

中学年(3,4年生)以降で体が大きくなったら、色止めの紺一重がおススメです。

織刺調・紺ジャージ(剣道着)

高学年~中学生は、ジャージ剣道着がおススメです。

汗を吸いにくいデメリットはあるものの、扱いがとても簡単です。

  • 洗濯機で洗える
  • 軽い
  • 乾きが早い
  • やわらかい

ぼく自身も稽古用の主力剣道着です。

ただし、試合や審査などフォーマルな場ではNGです。

高学年以上で試合に出る場合は、かならず綿100%の剣道着(紺色)を用意しましょう。

とよクマ

1枚は持っていると便利な剣道着です!

色止め紺一重(剣道着)

フォーマルな場(試合や審査)でも使用できる、綿100%の剣道着です。

藍の色落ちがほとんどない色止めタイプなので、綿100%の藍染め道着の中でも扱いやすいです。

とよクマ

洗濯機でも色落ちしにくいと思いますが、できるだけ手洗いがおススメです。

一番はじめに書いたように、フォーマルな場に出るようになったら、必ず1着は用意しましょう。

また、3年生以上で剣道をはじめるのであれば、紺六三四よりこちらがおススメです。

入門期は、汗をしっかりと吸う綿の剣道着が一番良いでしょう。

小学生と中学生におススメの剣道袴

道着と同じように、袴も年齢と状況に合わせてセレクトしましょう。

  • 入門用テトロン袴(低学年初心者用)
  • テトロン剣道袴・紺(高学年から中学生用)
  • ジャージ袴(稽古用)
  • 綿袴(高学年~大人までの試合審査用)

この4着のいずれかで、中学生までは十分に剣道生活がおくれます。

入門用テトロン剣道袴

昔からある最もポピュラーなタイプのテトロン袴です。

入門期におススメです。

とよクマ

コスパも良いので、体に合ったサイズを選んであげましょう。

紺の道着に合わせるのであれば、紺か黒の袴が似合うと思います。

テトロン袴は色落ちもなく、洗濯機でそのまま洗えるので、とても扱いやすいです。

折り目も付いているので、キレイにたたまなくてもOKです。

とよクマ

道着は2着欲しいですが、袴は1つで十分です!

テトロン剣道袴・紺(内ヒダ縫製加工)

同じテトロンでも紺色で、綿の袴の風合いに近いタイプのテトロン袴です。

内ヒダ縫製加工がされているので、折り目を心配することなく使えます。

とよクマ

畳み方を気にせず使えます。

中学年(3,4年)から中学生で剣道をはじめる方におススメです。

クール&ドライ 夏用ジャージ剣道袴

同じく内ヒダ縫製加工されたジャージ素材の剣道袴です。

ジャージ素材ですが、吸汗性が良い素材を使用しているので、汗をすぐに吸ってくれます。

とよクマ

ただし、素材自体が薄いので綿に比べると繊維自体の吸収力は落ちます。

今までのジャージ素材の欠点である吸汗力を改善した袴なので、練習用にぜひ使いたい一品です。

注意として、上のテトロン袴は公式の試合でも小中学生ならOKですが、ジャージ袴はNGです。

ジャージ袴を買う場合は、必ずフォーマル用にもう1着購入しましょう。

正藍染7000番剣道袴(綿袴)

小学生から中学生の綿袴は、7000番で十分です。

ただ、サイズが150cm以上からなので、それまではテトロンを使用しましょう。

テトロンと違い見た目はとても良く、先生にみえます。

とよクマ

綿袴は、実際に先生方も着用しています。

綿袴は、テトロンやジャージ素材と違い、大事にあつかいます。

内ヒダも縫い付けられていないので、毎回稽古後には折り目を気にしながら、丁寧にたたみます。

たたみ方もあるので、勉強が必要です。

とよクマ

たたみ方に失敗すると、5本の折り目がグチャグチャになり、とってもカッコ悪いです(汗)

このようにテトロンやジャージ素材に比べると扱いは大変ですが、着用した時の姿は、それだけで圧力を感じるほどです。

体が大きい小学生や中学生は、試合で使用するだけでもかなりイメージが変わり強そうに見えます。

体がサイズに達しているようであれば、ひとつ入手するのがおススメです。

剣道着と袴【おススメ7選】と選び方まとめ

袴と道着は色々な種類があり、剣道の経験がない親御さんだと、かなりわかりづらいかもしれません。

大事なのは防具と同じで、まずは体に合ったサイズを用意しましょう。

とよクマ

剣道は激しく動く競技で、踏み込みもあります。
  • 剣道着が長すぎて相手の竹刀がひっかかる
  • 剣道着が長すぎて小手にかぶさってしまう
  • 剣道着が短くて試合で使えない(ヒジを守っていない)
  • 袴が長すぎて踏んで転んでしまう
  • 短すぎて足元が見えすぎていてカッコ悪い

このように、体に合わない道着や袴を着用すると大変危険です。

子どもは体の成長も早くすぐに着れなくなりますが、それもまた我が子の成長を楽しむということで、体に合わせた剣道着や袴を用意してあげてください。

とよクマ

最後になりますが、この記事がきっかけで良い剣道着や袴に出会えたのであれば、これほど嬉しいことはありません。

防具についての記事も書いていますので、ぜひあわせてご一読ください。

剣道の防具の画像 剣道の防具の選び方!小学生など入門者向け基礎知識【指導者監修】

子供が剣道を習うメリット10選と基本情報 では、剣道を初めて習う方向けの内容を指導者の視点で書いています。

こちらもぜひご一読ください。

剣道を習うメリット10選の画像 子供が剣道を習うメリット10選と基本情報【指導者監修】